ダイエットスープのススメ「1週間脂肪燃焼ダイエット」のやり方

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あっさり簡単にやせてしまうと定番人気。1週間で7キロ痩せた人もいるスープダイエットと言えば、「1週間脂肪燃焼ダイエット」。野菜で作ったスープを食べるダイエット法です。

お腹がすいてもスープならば飲み放題というシンプルなやり方なので、ダイエット中の空腹が辛い…!という人にはおすすめの方法。

たっぷりの野菜を食べることで、食物繊維をたくさん摂取できるから、腸内環境が改善され便秘が解消される効果が期待でき、血がサラサラになって血行が改善し、代謝がアップする効果もあるんです。

本来は、肥満の患者が手術を受けるに当たって、そのリスクを軽減するために急速に脂肪を落とすよう心臓外科医が考案したもの。

医師が関与しているだけあって安全性が高く、キッチリと管理されたスケジュールの下での実践は短期間で驚くほどの脂肪を落とせると、大変話題になりました。

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スープはなぜ痩せるの?

野菜スープのカロリーは、1食分で100キロカロリー程度。スープのメインの野菜はキャベツとなる為、糖質が多く含まれる根菜は使いません。

その為、少々食べすぎたとしても1,000キロカロリーにもならないんです。

実践する7日間は食べるメニューが決められています。

そのうち肉を食べない5日間に、野菜スープ2リットル、果物1kg、野菜1kgを食べたとしても1日のエネルギー摂取総量は1500kcal未満に。

例えば事務や家事を担う体重60kgの女性の場合の1日の消費カロリーは、

60(kg)×30~35(基準値)=”1800~2100 kcal” という計算で、

1日あたり摂取できるカロリーは、”1800~2100 kcal”ということになるので、それ以下の1500 kcalで1週間を過ごすことになります。

目安として、1日につき”1800~2100 kcal”–1500 kcal=マイナス300~500 kcalと仮定すると、

300~500 kcal×7日間=マイナス2100~3500 kcal

1kgの体脂肪を減らすのに7000 kcalが必要なので、体脂肪は0.5 kcal、そこに便秘やむくみ解消のデトックス効果が加わり、個人差はあれど、体重はそれ以上に減少する計算にはなります。

消費カロリーよりも摂取カロリーが少なければ痩せますよね!

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1週間の食事メニュー|ダイエット

【ルール】

・スープはいつでも好きな量飲んでよい。夕食では必ず最初にスープを1皿以上欠かさず食べる。

・スケジュールに沿った食べ物を7日間食べる。

・パン、揚げ物(衣に小麦粉)など小麦粉を使った食品を摂ってはならない。

・飲みものは水、お茶、ブラックコーヒーなど糖分を含まないもののみ。ただし100%ジュースはよい。

・炭酸飲料は禁止。

・アルコールは禁止(アルコール分が体内に残っている場合は24時間経過後にダイエットを開始する為)。

・砂糖などのあらゆる甘味料を摂ってはならない。カロリー0の甘い飲み物もダメ。

・7日間のスケジュールの中には肉を食べなければならない日があるが、肉は牛肉に限らず、豚肉(脂身のないパーツ)、油で炒めない鶏肉(皮・脂身は除く)あるいは煮魚を食べても良い。

■第1日目:スープとフルーツのみの日

・スープとフルーツを好きなだけ食べても良い。

ただし、糖分の多いバナナ以外のフルーツ。

・水分は水か100パーセントの果汁ジュースで補う。

■第2日目:スープと野菜のみの日

・油を使わなければ野菜の調理法は自由。豆、スイートコーンやさつまいもなど糖分の多い野菜を除いて種類も自由。

・夕食にはベイクドポテトを食べても良い。

■第3日目:スープとフルーツと野菜の日

・スープとフルーツと野菜を好きなだけ食べても良い。

・ただし、ベイクドポテトはNG。

■第4日目:スープとバナナ、スキムミルクの日

・バナナ3本食べる。

・スキムミルクを飲む。

→バナナ・スキムミルク・お水でバナナシェイクにすると簡単!

・お水を多めに飲む

■第5日目:スープと肉とトマトの日

・豚肉、皮なしの鶏肉か煮魚や牛肉を350g~700g食べて良い。

・トマトは6コまで食べて良い。

■第6日目:スープと牛肉と野菜の日

・スープと野菜(ベイクドポテトを除く)を好きなだけ食べても良い。

・牛肉を350g~700g。

→野菜とお肉を両方一緒に摂れる肉サラダなどおすすめ!野菜もりもりサラダの上に湯がいた肉をのせ、砂糖の入ってないドレッシングをかけるだけ。

■第7日目:玄米と野菜とフルーツジュースの日

・玄米と野菜をを好きなだけ食べても良い。

・フルーツジュース(100パーセント果汁)を飲む。

カロリーを極端に落とすと筋肉を消費してしまうので、たんぱく質の補充は必須!

たんぱく質不足は筋肉を減らし、太りやすい身体にさせ、リバウンドしやすくなってしまう、というダイエットにおいては非常に悲しい事態を引き起こします。

肉を食べる日には、意識して(できるだけ赤身の)肉を多めに食べることが大切。赤身のお肉には100gあたり約20gのたんぱく質が含まれています。

また、特に指示がないときには、豆類を多く食べましょう。なお、市販のプロテイン(たんぱく質)を毎日30~50g程度摂るという方法もアリ。

すぐに体重が落ちなくても不安にならないで大丈夫。脂肪の燃焼が始まるのが3~4日目です。糖質が足りない分を、脂肪からケトン体を作って補うようになり、脳がブドウ糖もしくは代替物のケトン体しか栄養にできないんです。それでも足りないから筋肉を分解してエネルギーに変え、たんぱく質の消費が始まる5日目から肉を食べます。

ダイエットスープレシピ

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基本のレシピは、玉ねぎ・セロリ・キャベツ・トマトORトマト缶・にんじん・ピーマンといった野菜を水で煮込み、コンソメや鶏がらスープ、塩胡椒で味付けを。

その他自分の好きな野菜を入れてもOK!ただし基本の野菜にはそれぞれの効能がある為、もし苦手な野菜があり入れ替える場合は、同じ効果をもつ野菜を調べてみて下さい。

また、ココナツオイルのような中鎖脂肪酸は脂肪を分解、血管にも良いので、食べる時スープに大さじ1程加えると更に◎!

スープは多めに作理、火を通して粗熱が冷めたら、タッパーやジッパー付き保存袋などに一食分ごとに分けて冷蔵・冷凍保存しましょう。

元々は患者の為に作られた事もある為、結構ルールが厳格。ランチは外なので野菜スープを摂るのは難しい…という方も多いのでは?

そんな方達は、夜だけ置き換えスープダイエットがおすすめ!朝・昼は通常通りなのでストレスも少ないですが、もちろん体重は急激には落ちません。

ただ、長期間かけてじっくりと実践することで、余分な脂肪を徐々に落とし、たとえ少しずつでも基礎代謝を高めて痩せやすい、健康的な身体を作っていくという事を目的とします。

食物繊維たっぷりで満腹感も得られる上に、デトックス効果も期待できるスープダイエット。

体に必要不可欠な栄養素を十分にとれない日があるいわゆるプチ断食の一種なので、実行の際には体調に留意し、ムリをしないようにしましょう。

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