1回きりの念入りなストレッチよりも、毎日の10分ストレッチの方が断然効果があります。
夜寝る前にヨガのポーズをしてみませんか?でもヨガをやったことないし、体が硬いし…という人でも大丈夫。
誰にでも行えてリラックス効果の高いポーズを8つ厳選致しました。
就寝前のヨガは安眠へと誘ってくれると、研究でも発表されている程。
寝る前に行うことで睡眠の質を高めてくれます。
睡眠の質を上げる事はダイエットにも効果あり。
この機械にご紹介する夜ヨガのストレッチメニューを試してみてはいかがでしょうか。
ベッド上でできるおすすめのポーズを行い、体と心の調子を整える、おやすみ前の「夜ヨガ」。
ハードなものはないので、寝ても疲れが取れない、体が最近痛い…等のお悩みの人はぜひこのストレッチメニューの中からいくつかでもいいのでやってみて下さい。続ければ体も柔らかくなりますよ。
◾︎夜ヨガを行う上でのポイント
ポイントは呼吸を止めない事と、伸ばしている部位・筋肉を意識する事。
また、よりリラックス効果を高める為に、以下の点を注意してみて下さい。
・部屋の照明は間接照明を付けるくらいの、少し暗めに設定。
・自分の呼吸の音が聞こえるくらい、静かなスペースで行う。
・携帯電話の音は切っておく。
・周りに物があまりない状態にしておくと気にならずによりOK。
合せきのポーズ:バッダ・コーナ・アーサナ
まずは最初のポーズ、こちらを最初に行なって、心身共にリラックスした状態にもっていきましょう。
あぐらをかいたら背骨の一本一本が、しっかり伸びていることを意識しながらゆっくりと、3回深呼吸を。
心をクリアにして深い呼吸に集中すると、心の中からリラックスを感じていきます。
魚のポーズ:マツヤ・アーサナ
このポーズは血流をよくする意味でもかなりオススメ。
まずは、お尻の下に手を入れてゆっくり肘を曲げながら状態を起こしていきます。
胸を張るようにしたら、首は後方に無理のない範囲でそらしていきます。このまま数秒間姿勢をキープし、ゆっくり元の位置へと戻る。
これを数回繰り返しましょう。
壁を使って肩立ちのポーズ:サルヴァーンガ・アーサナ
瞑想状態に近いリラックスしたポーズです。逆立ち状態になることで血の巡りを良くし、足の緊張もほぐれます。
頭を膝につけるポーズ:ジャーヌ・シルシャーサナ
いわゆる前屈ですが、じつは、この前屈の姿勢が、寝る前にはとってもいいんです。
ベッドに座った姿勢で足の指をつかむイメージで、ゆっくりと上体を前に倒していきます。
体が硬くて指まで到達できなくたって大丈夫。前屈のポーズを取るだけで足首、すね、太もものストレッチとしても十分機能します。
子供のポーズ:バーラ・アーサナ
ベッドの上で正座をし、足を肩幅くらいに広げます。
次に、ゆっくりとあなたの顔を、開いた膝の間からから後ろを見るような格好で、深呼吸をしていきます。
この場合も、心地よく感じるポイントでキープすることを心がけて。必要以上に体を痛める必要はありません。
鳩のポーズ:カポタ・アーサナ
まずは四つん這いになって両手を肩幅に開きます。
次に両腕の間から左足を前方に出すイメージで足を抜いていきます。
右足は自然な形で体の後ろへと伸ばしましょう。
最後にゆっくり息を吐きながら、上体をかがめていきます。
きつくなければ上体をそのまま数分間キープし、足を組み替えて行います。
ワニのポーズ:ジャタラ・パリワルタナ・アーサナ
仰向けに寝て背中をつけ、90度にして閉じたひざをそのまま横に倒していきます。
この時、背中や腰が極力ベッドから浮かないように意識することが重要なポイントとなります。
しばらくこの姿勢をキープしなら、こんどはゆっくり反対側へ。
「身体をねじる」というよりも、腰を伸ばす意識をし、お腹や胸を広げて呼吸をするのがポイントです。
赤ちゃんのポーズ:ワーユ・ムクティ・アーサナ
心を落ち着かせる姿勢へ。赤ちゃんのポーズです。
まずはベッドに仰向けに寝転がり、両手で足の裏を掴む様に足を持ち上げ、胸にくっつけます。
そこから上体を軽く前後に揺らして。
こうすることで、体の中心線がどこにあるのかを見極めることができます。
横たわった合せきのポーズ:スプタバッダコーナーサナ
最後は最もリラックスしたポーズです。
ポイントは、体がベッドに接している面をしっかり意識しながらペターっと平らになるようにする事。
まずは、背中をつけて股関節を徐々に開いていき、足の裏と裏をくっつけて。
無理にひざをベッドにつけようとせず、プルプルと痙攣が始まるようならば、その位置までで大丈夫です。
膝下に枕を入れるなどして、リラックスを心がけましょう。このまま寝てしまってもOK!
夜ヨガで体をほぐし、リラックスさせることで質のいい睡眠をとることに繋がります。
質の良い睡眠が健康にも、そしてダイエットにも効果あり!
脳と体をゆっくり休ませて次の日を迎えましょう。
夜寝る前にこのストレッチメニューをぜひ実践してみて下さい。
きっと朝の気分が変わるはず。1日の活力は、前日の睡眠の影響大。
毎朝フレッシュな気持ちで1日をスタートさせましょう。